カスタム・サーフボード

ハワイ・サーフ・ファクトリーは、オアフ島のノースショアのすぐ近くにあり35年以上サーフボード作りに携わってきたサーフボード・ファクトリーです。 ハワイの名立たるシェイパーによるボードを、腕の立つグラッシングやサンディングの職人が仕上げています。ブランクスも厳選し、USブランクス、シルマーレジン、ヘクセルファイバーグラス、当社特製エポキシのみを使っています。

パイプライン、サンセット、ロッキーポイント、ワイメアなどで撮影されたプロサーファーの写真を目にすることがあったら、そこに写っている板は、かなりの確率で、当ショップで制作されたものです。なぜなら、トップシェイパーはグラッシングがいかに重要かを熟知していて、当ショップのグラッシングを信頼しているからです。当ショップで板を制作しているシェイパーは、ディック・ブリュワー、ベン・アイパ、クロニック、マイク・ケイシー、パイゼル、ミツ、デニス・パング、トミー・タナカ、アル・メリック、ウェイド＆ケリー・トコロ、ジェフ・ブッシュマン、グレン・ミナミ、マイク・テュテン、ケコア・ウエムラ、ケオキ、スリック、マカニ、マカマエです。

ボードに色やデザインを入れるなら、エアブラシ、ピグメント、ティント、フォームステイン、高解像度デジタルイメージングができます。

エアブラシは紫外線によるり色あせが弱点ですが、さまざまなデザインが可能です。当ショップにはエアブラシの得意なアーティストが二人いて、どんな柄でもご注文いただけます。料金は柄により異なります。

ピグメントとティントは、クロスを樹脂で巻く時に、樹脂に顔料を混ぜる方法です。一色、あるいは多色で、アブストラクト、マーブル、タイガーストライプ、木目などのデザインが可能です。デザインができるのはファイバーグラスの範囲内に限定されます。

フォームステインは、グラッシングの前に、色を入れたカラー樹脂をフォームに押し付けて染める方法です。これによってフォームとクロスがよりしっかりと密着します。ボード全体を一色、多色、ストライプ、アブストラクトなどにすることができます。エアブラシのように細かいデザインはできませんが、色褪せしないのが特徴です。

布地を張りつけるファブリック・インレイもできます。薄くてインクがにじまない布地であればオーケーで、ハワイアン・プリントが人気です。また、布地に高解像度のデジタルプリントをプリントして使うこともできます。をボード全体に張ることも、部分的に張ることもできます。布地の端をきれいに見せるために周囲に黒のインクまたは色樹脂でピンラインを入れることをおすすめしています。

クロスの基本は、ヘクセルのEクロス、シルマーレジンで、トップ２巻き、ボトム１巻きです。追加の巻きは１巻き１フィートあたり$2.00 にて承ります。ヘクセル E グラスの4oz 、6oz 、7.5ozが基本です。ボランの7.5ozもご注文いただけますが、ラップカット（片面$55）が必要となります。

Sクロスの4ozと6ozも可能です。Sクロス4ozは一巻き１フィートあたり$1.50、6ozは一巻き１フィートあたり$2です。Sクロスは板の強度を上げるのに効果的です。ビッグガンやパイプライン用の板はたいていSクロスです。板を割るのが心配な方におすすめです。また、ラップカットをワイドに取ることをリクエストしていただくことも可能で、こちらは追加料金なしです。

イメージがプリントされたクロマヴェイル2ozもオーダーいただけます。詳しくはお問い合せください。

当ショップではまた、エンデュアランス・テクノロジー社の協力を得て独自のエポキシ樹脂を開発しており、このエポキシは他のエポキシに比べて非情に黄ばみにくく、強度が高いのが特徴です。

フィニッシュは三種類の中からお選びく ださい。「プロ・サンド」は#320 のサンディング仕上げで、クリスプなタッチがプロ好みです。ボードに色をつけたりデザインを入れる場合にもおすすめです。もっとも一般的な「ショールームフィニッシュ」は光沢のある#600 のサンディング仕上げです。「グロスポリッシュ」は、ボードのルックスにこだわる方におすすめの、最も光沢のある仕上げです。

当ショップのストックボードは大 量生産ものではありません。トップシェイパーの手によって１本づつていねいに削られているため数に限りがあり、在庫は毎日のように変わります。も し気に入ったボードが見つからない場合は、カスタムボードのご注文をおすすめします。制作にそれなりの時間がかかりますが、ハードコアなサーファーにはやはりカスタムボードしかないでしょう。お問い合せは日本語で kai@hawaiisurffactory.com までお気軽にどうぞ。